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時代を超えた夢が生んだ翼、ハンググライダーが、あなたを空へと誘う。


ハンググライダー FAQ


ハンググライダーのランチャー台

どのくらい練習すれば飛べるようになるの?
Q・ハンググライダーのスクールに入るつもりですが、何日ぐらい練習すれば飛べるようになりますか。
A.どんなスポーツも、人によって上達の早さが違います。ハンググライディングも例外ではありません。 それぞれの体力や空中センスのよさなどによって、同じように直線飛行するのに二日しかかからない人もいれば、五日かかる人もいるのです。 しかも、練習する日の風のコンディションによって、とんとん拍子にステップアップしたり、まるで調子が上がらなかったり・…。 だから、何日練習すればどんな技能をマスターできる、ということはいえません。  平均的な練習生の場合、練習初日で直線飛行ができます。2〜3フライト目で左右のターンができるようになります。 20フライト前後でソロフライトができるようになります。 もしあなたがそうだったとしても、焦らないことが大切です。  地上で生活するように作られている人間が空を飛ぶのですから、空中という新しい環境になかなかなじめないのは当然。 一緒に練習している人たちが自分より早く上達しても、決して焦らないこと。焦って無理をするのはケガのもとです。 ゆっくり構えて、マイペースで練習を続けてください。 フライトエリアでひときわめだってうまいフライヤーがそのスクール時代にはなかなか上達せずインストラクターを心配させたというケースもあるのですから。 上達に時間がかかるのは、練習の間があきすぎるのもひとつの原因。できれば何ケ月もあけないで、まとめて練習したいものです。

スクールに入る前に準備運動が必要?
Q・ハンググライダースクールに申し込みました。練習を始めるまでに少し時間があるのですが、何かしておくことがありますか。 また、準備運動をする必要があるのでしょうか。近頃はあまり体を動かしていないのですが。
A・スクールでは、ハンググライディングの基礎から教えてくれるので、特別な準備をしなくても大丈夫ですが、気象(特に地表近くの微気象)の本などを読んで おくと、安全に飛ぶためにはどんなことが大切か、理解しやすいでしょう。 ただし、本に書いてあることがすべてではないことを、しつかりと覚えておいてください。  運動不足の人がいきなり体を動かすのは、ケガのもとです。ちょっと転んだだけで筋をおかしくしたり捻挫したり…・。 スクールでの練習を始める前に、ジョギングや柔軟体操をして、ウォーミングアップをしておきましょう。 また、飛べるようになっても運動を続け、体のコンディションを整えることをお勧めします。  フライトの前には、必ず機体や整備の点検をするように、毎回準備運動をする習慣をつけるべきです。 特に冬は、体が冷えきっているとちょっとしたことでケガをしやすくなるので、念入りな準備運動をするよう、心がけます。もちろん疲れない程度に。

年齢や性別の制限があるの?
Q・家族や仲間と一緒にハンググライダーを始めたら楽しいと思うのですが、空を飛ぶのに年齢制限はありますか。 また女性にはハードすぎるスポーツですか。
A・20〜25kg程度のハンググライダーを担いでホールドする体力があり、身心ともに健康な人なら、老若男女、誰でもハンググライディングを始められます。 ただし未成年の場合は、どのスクールでも保護者の承認がないと入校できません。中学生の時に飛び始めた人もいますが、高校生なら、 体重や身長もスクールで使用されている機体に合うでしょうし、自分でいろいろ判断する力もあるはずですから、問題はないと思いますし、 60歳をすぎてハンググライダーを始めた人もひとりやふたりではありません。ハンググライディングは女性には無理と思い込んでいる人は、少なくありません。 確かに20kgもあるグライダーを担いで歩くだけでも、最初はつらいと思います。しかし、コツを飲みこんでしまえば、機体の扱いはずっと楽になるでしょう。 テイクオフしてしまえば、もう男も女もありません。 男性に比べて力が弱い分、グライダーの重さと大きさに慣れるのに時間がかかり、 ベーシックフライトでの上達のスピードはゆっくりですが、たくさんの女性フライヤーが着実にステップアップし、高い空に飛びたっています。 ハンググライディングは、筋肉よりも頭脳を使うスポーツ。力の弱い女性でも、素晴らしいフライトができるのです。 毎年開催されるハンググライディング日本選手権に女性選手が出場しているのを見ても、それがわかるでしょう。 2年に一度、女子世界選手権も開かれます。

体重が重くても飛ペる?
Q・ハンググライダーで飛んでみたいとずっと思っているのですが、体重が80kgと重いので心配です。ハンググライダーに体重制限はありますか。
A・ハンググライディングに体重制限はないといいたいのですが、極端に軽い人や重い人用のグライダーが発売されていないのが、現実です。 80kgのあなたの場合、タンデムで練習できるギリギリの体重です。機体はどの機種でも、一番大きなサイズなら大丈夫でしょう。 小柄な人からもよく体重制限の質問を受けますが、40kgぐらいの体重なら問題なし。 お相撲さん級の人は別として、たいていの人はOKです。  どのサイズのハンググライダーで飛ぶかを決める時は、その機体の適正体重を調べ、自分があてはまるものを選びます。 この場合の適正体重とは、裸の体重ではなく、服や靴、ヘルメット、ハーネス、パラシュート、計器など、すべてを含んだ、全装備重量のことです。  ハンググライダーの翼面荷重(翼面積1平米にかかる重さ‥・全装備重量と機体自重を足した重量を翼面積で割る)が小さすぎると、コントロールがききにくく、 グライダーに「飛ばされる」ことになります。反対に荷重が大きすぎると、沈下速度が大幅に増し、いずれにしろ体重が適正でなければ、いいことはありません。  レーシングタイプの高性能機では、翼面荷重の違いが性能に大きく影響します。 そこで、コンペティターたちは、その日その日のタスク(競技内容)に応じて、重さを調整したバラストをハーネスに入れて飛んだりします。 この場合、バラストは砂や水など上空から捨てられるものにしておき、状況の変化によって、翼面荷重を小さくしたい時に捨てます。 砂と水以外のバラストは、危険なので上空から捨てることはできません。

ハンググライダーは安全なスポーツか?
Q・新聞にハンググライダーの死亡事故の記事が載っていたことがあります。ハンググライダーは空を飛ぶのだから、やはり危険じゃないかと思います。 入門書などには安全だと書いてありますが、本当に安全でしょうか。
A・答えはイエスでありノーであります。  ハンググライダーは空を飛ぶものですから、何か原因があれば、落ちても不思議ではありません。 その原因を今までに起きてしまった事故で考えると、ほとんどの場合、フライヤーの技術と知識不足です。 フライヤーが自分自身を過大評価したか、自然を過小評価したかがもと。自分の技能では無理な場所でのフライト、悪コンディションとわかっていながら決行するフライト、 プレフライトチェックもせず不安定な気持ちでのフライト、自分の技能では手に負えない高性能機でのフライト……いずれも危険と背中合わせ、 事故にならないとしたら、それはラッキーなだけなのです。  日本でハンググライダーが飛び始めた頃、パイオニアフライヤーたちは十分な情報を持たず、いま思えば本当につまらないことで事故が発生しました。 現在はそんな時代と違って、セーフティフライトを続けるために必要な情報を、フライヤーは十分に得ることができます。  破損部分のない、メンテナンスもチューニングも正しく行われている、自分の技能と体重に合ったハンググライダーを、その運用限界の範囲内で使い、 自分のレベルに無理のない場所・気象条件で、心身ともに安定した健康な状態で飛ぶなら、安全にフライトを楽しめるはずです。 ハンググライディングを危険なスポーツにしてしまうか否かは、フライヤー次第というわけです。 これから飛び始めるつもりならあなたもそれを忘れないでください。

本当に誰でも飛べるの?
Q・ハンググライダーは誰にでもできるということですが、本当に誰でも飛べるのですか。 ハンググライダーに向かない人もいると思うのですが。
A・グライダーを担いで動きまわるだけの体力と身長があり、機体の適正範囲内の体重で、心身ともに健康な人なら、誰でも練習次第で飛べるようになります。 ただし、健康でも目や手足などの不自由な人の場合、ハンググライダーで安全にフライトすることは、とても難しいでしょう。 外国では、両足使えない人が特製機を使い、仲間に助けてもらってテイクオフしフライトを楽しむというケースがありました。 身体障害があるからといって、決して空を飛ぶことが不可能ではないのですが、リスクは非常に大きいと思います。  さて、「心身ともに健康」の「心」が、実は問題なのです。  ハンググライダーは、タンデム(ふたり乗り)フライトをすることもありますが、基本的にひとりで飛ぶものです。 スクールでも、インストラクターは何かと指示を与えてくれますが、飛ぶ時はひとりであることにかわりはありません。 空中で不都合なことを思い出したからと、止まるわけにいかず、隣で教官がブレーキを踏んでくれることもないハンググライダーでは、足が地面から離れたら、 再び地上に降りたつまで、頼りになるのは自分だけ。もし、ちょっとしたことで自分をコントロールできずパニックに陥ってしまうような人が、 空中で我を失ってしまったら……考えるだけで冷汗が出てしまいますが、ハンググライダーに不向きな人がいるとしたら、そういう人でしょう。 しかし無我夢中で飛んでいる時に何をしたかわからないというのは、初心者にありがち。だんだん冷静になります。

運動神経がよくなくてもちゃんと飛べる?
Q・ハンググライダーで飛ぶには、運動神経が抜群じゃないとだめでしょうか。 私はスポーツがあまり得意ではないのですが、どうしても飛びたいのです。それから、飛ぶ時にずっとぶら下がっていて疲れませんか。
A・運動センスが優れている人ほど、ハンググライディングの上達も早いようです。しかし、地上のスポーツと違って、空中感覚というものが加わってきますから、 サッカーの一流プレーヤーが一流フライヤーになれるとはいいきれません。  地上で生活するように頭も体もできている人間が、自然に逆らって空を飛ぶのだから、運動神経がいいにこしたことはありませんが、 1回でも多く1秒でも長く飛んで、空中にいることに慣れる方が重要です。スポーツがあまり得意ではないというあなたは、 ベーシックフライトをマスターするのに他の人より時間がかかるかもしれませんが、焦らずにマイペースで練習することです。 大切な知識を吸収することも忘れずに。優秀なフライヤーになれるかどうかは、もちろん持って生まれたものもありますが、そのフライヤーの努力による方が大きいのです。  飛んでいる間ぶら下がっていて疲れないかということですが、フライヤーは腕の力だけでグライダーにぶら下がっているわけではありません。 ハーネスを身につけ、ハンググライダーにつなぎ体重を預けているので、何時間も飛ばない限り、大丈夫です。 練習を始めたばかりの初心者や高高度飛行を始めて間もない初級フライヤーは、かなり緊張するので、精神的な疲れの方が大きいといえるでしょう。 フライトに出かける前日には、たっぷり睡眠をとつて、精神的にもリラックスして翌日のために鋭気を養うことが必要です。 もちろん飲酒も控えるべき。

いくらぐらい費用がかかるの?
Q・空を飛ぶものは、どうしてもお金がかかるような気がします。ハンググライダーにはどのぐらいかかるものですか。
A・まず、スクールの講習費が、タンデム山飛びライセンスコースを受講したとして、15万円。JHFのフライヤー会員登録が、1年間3500円、 スクールの基礎段階では、スクールの機材を使用しますが、ソロ飛行をする頃には自分のグライダーや装備を購入します。 初級者用の機体が、万円台〜万円台、ヘルメットとハーネス、緊急用バラシュート、合わせて〜万円。最低これだけあれば飛べますが、 計器もできればそろえたいもの。アルチメーター、スピードメーター、バリオメーター、三つ合わせると、〜万円。 あとは、エリアの使用料または会費、交通費、宿泊費といったところです。これらの金額は、かなり大雑把なので、これより安くおさえることもできるし、その逆もあるでしょう。  スクールを終了し、機材もそろえてしまえば、あとはそれほど大きな出費はありません。機材ひとそろいで数十万円は決して小さな額ではありません。 一度に払うのは多くのフライヤーにとって苦しいところですが、ローンで購入する手があります。 しかし、この数十万円という額を、安いと感じるか、高いと感じるかは、あなたがどれぐらいハンググライディングを楽しむことができるかによると思います。 お世辞にもリッチとはいえない人がたくさんハンググライディングを楽しんでおり、しかもグライダーを買い換えたり、新しい計器を選んだりしているところを見ると、 それほど高いとは思っていない人が多いようです。  学生で金がないからとハングをあきらめる人もいるようですが、アルバイトに精を出す学生フライヤーは多くいます。 自作機の飛行は禁止されている?

中古ハンググライダーを買う時の注意点は?。
Q・そろそろ自分のグライダーを購入しようと思うのですが、初級機ではすぐにものたりなくなって、ローンも払い終わらないうちに2機めを購入することになりそうです。 そこで、1機めは中古機にしようと思います。どんなことに注意すればいいですか。
A・あなたが考えているように、1機めのグライダーは中古にして、それを乗りつぶしたら、長期間楽しめるような高性能機を購入する、という人はたくさんいます。 たいていは、クラブ内の友人や、行きつけのハンググライダーショップから購入しているようですが、あなたはどこから中古機を入手するつもりですか。 誰かに紹介してもらうのなら、その人はどの程度ハンググライダーを見る目があるのでしょうか。また、現ユーザーはどんな飛び方をする人ですか。 ランディングするたびにクラッシュしているようなら、いくら格安でも考え直すべきです。  新品を選ぶ時もそうですが、中古機を購入する時は、まずスクールのインストラクターに相談してください。 その機体の飛行特性やサイズが自分に適しているか、メンテナンスはきちんとされていたのか、どのくらい滞空時間があるのか……など、 チェックすべき点はいろいろあります。 しかし、初心者の目で見たところで、その機体の疲労度などわかりません。あなたの練習ぶりを見守ってきて、 あなたのクセやフライトの傾向を知っているインストラクターこそ、一番のアドバイザーです。  前のユーザーがどんな飛び方をしていたか知る手だてがない場合は、その機体を購入しない方が賢明だと思いますがクラッシュしてそのまま点検もせず、 放っておいたかもしれないのですから。中古とはいえあなた自身の翼。選択は慎重に。

修理は自分でできるの?
Q・先日、アプローチに失敗して、ツリーランディングをしたのですが、よく見たらセールに小さな穴があいてしまいました。自分で修理できるでしょうか。
A・破いてしまった場所と、その大きさによって、答えはかわります。とても小さな傷なら、セ−ルの両面からリペアテープを貼っておけばよいのですが、 それは荷重が集中してかからない部分のこと。 場所によっては、リペアテープでは不安です。まず、自分で都合のいいように判断を下す前に、ハンググライダーのショップやメーカー、 インストラクターに相談して、必要なら修理をメーカーに頼みましょう。  また、セ−ルだけでなく、フレーム、バテン、ボルトやナットなども、念入りに点検しましたか。パイプやボルトが曲がったりへこんだりしていないか。 ナットやピンは全部あるか、またネジ部分がつぶれたりしていないか。バテンのカーブ(バテンシェイプ)は変わっていないか、その他、 チェックをし忘れたところがないかどうか、もう一度ゆっくり念入りに考え、点検し直してください。  バテンのカーブをチェックする時は、そのグライダーについてきたバテンチャートのカーブに、バテンを1本1本重ねてみます。 カーブが変わっていたら、軽く力をかけて、チャートどおりの形に。 もしチャートがないのなら、メーカーやグライダーを購入したショップに請求しましょう。  どんなに優れたフライヤーでも、ミスをして機体を壊すこともあります。もしどこか1ケ所でも破損したら、ちやんと修理が済むまでフライトはお預け。 応急処置をしただけで飛ぶようなことは、決してしてはいけません。なんといってもあなたの命を託すものなのですから。

グライダーを汚したらどうすればいい?
Q・ハンググライダーも長い間飛んでいれば汚れると思います。明るい色のセールが欲しいので、汚れたら洗えるのかどうか気になるのですが。 また、ハーネスはどうでしょう。
A・セールが汚れてしまったら、家庭で使っている中性洗剤を水でうすめたものをスポンジなど柔かいものにしみこませ、それで汚れた部分をていねいに洗います。 汚れが落ちたら、水で何度もすすぎ、洗剤が残らないよう、くれぐれも注意してください。 機体をブレイクダウンした状態より、セットアップして洗った方がやりやすいでしょう。  田んぼにつっこんだ時など、泥がついた場合は、泥が乾いてから軽くはたいて落とし、それから洗います。 ドロドロの状態でこすったりすると、縫い目などに泥がしっかり入りこむことに。海にダイビングしてしまったら、すぐに水道の水で塩分を洗い流してください。 少しでも塩分が残っていると、グライダーが傷む原因になります。 バテンやセールをはずして洗うのはもちろんのこと、ボルト・ナット・ピンなどもはずして洗い、パイプの内側も忘れずに水を流しましょう。 十分に洗った後は、タオルで水分を拭きとつてから自然に乾燥させ、ケースにしまいます。  洗ったグライダーを乾かす時は、直射日光の下ではなく、風通しのいい日かげで干すこと。風の強い日には、機体を飛ばされないよう注意してください。  ハーネスを汚してしまったら、セールを洗うのと同じように、ていねいに汚れを落とします。 間違っても洗濯機でガラガラ洗ってはいけません。  計器を田んぼや海に落としたら、すぐにショップやメーカーに相談し、その指示に従うようにします。

どのくらい飛べるものなの?
Q・ハンググライダースクールの見学に行ったのですが、練習している人たちは数秒飛ぶだけで、すぐに着地してしまいました。 うまくなると、もっと長く飛べるのですか。
A・もちろん、うまくなればもっと長く遠くへ飛ぶことができます。どのくらい飛べるかは、滞空時間、飛行距離、獲得高度、いずれも気象条件次第です。 良好なコンディションのもとで、高レベルの飛行技術と知識を持ったフライヤーが、十分に乗りこなした高性能機で飛ぶなら、極端な話、 いつまでもどこまでも飛び続けられます。しかし、そんな条件が永久に続くことはあり得ないし、フライヤーの体力にも限界があるので、 いつかランディングしなければならないのです。  気象や地形がクロスカントリーフライトに適しているアメリカのオーエンスバレーでは、長距離飛行の第一人者であるラリー・チュードーが391kmを飛んで 世界記録を作りました。日本国内でも、1988年4月に茨城県足尾山から飛びたった冨原淳が17kmのクロスカントリーに成功しています。 また、ハワイの海沿いのフライトエリアでは、安定した海風を利用して24時間以上飛び続けたフライヤーも(その技術より体力に脱帽)。  あなたはこれからハンググライダーを始めるつもりでしょうが、スクールでは1フライトの滞空時間が10秒にも満たないことが多く、 フライトというよりジャンプ程度ですが、それを繰り返し練習することによって、夢の中で見るようなビッグフライトが可能になるのです。 もしスクールに入ったら、それを楽しみに練習に精を出してください。それから、ビッグフライトをする日のために、フライトの技だけでなく、 精神の方も鍛えておくことが必要です。

大会に出場する時の資格はどんなこと?
Q・いつかハンググライダーの世界チャンピオンになるのが夢。世界選手権をめざす第一歩として、近いうちに大全に出たいと思います。 出場資格はどんなものですか。
A・世界選手権をめざすとなると、日本ハンググライディング連盟のポイントシステムにエントリーした方がいいでしょう。 パイロット技能証を持っていれば、誰でもエントリーできます。そして、全国のポイントシステム対象大会に、できるだけ出場して、 ポイントを稼いでください。毎年のポイントランキングの上位に入っていれば、世界選手権への道が拓けるはずです。 ポイントシステム対象大会は、パイロット証を持っていてフライヤー登録が有効であること、 日本ハンググライダー技術委員会に登録された機種で運用限界のステッカーが貼付されたグライダーを使用することが、出場資格。 どれもOKなら、申し込み締め切りになる前にエントリー手続きをするだけです。  とはいっても、あなたは大会を経験したことがないので、最初はローカルなお楽しみ大会に出てウォーミングアップするのもいいかもしれません。 勝つか負けるかの緊迫感はそれほど強くないでしょうが、設定されたタスクを消化するために他機とともに飛び競うおもしろさは味わえると思います。 何回かそんな小規模の大会に出て、競技フライトに自信がついたら、ポイントシステム対象の大会に。

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